創業から変わらない風土と思想で社員の活躍を支援

ライフネット生命保険株式会社 人事総務部  関根和子さん

「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」というコンセプトを持つライフネット生命保険株式会社。オンラインでの営業に特化しており、インターネットを活用することで保険商品をお手頃な保険料で提供し、子育て世代や勤労世代の人々を支援しています。

そんなライフネット生命保険株式会社の人事総務部に所属する関根和子さんに、会社の風土や女性活躍についてお伺いしました。

時代に合わせたインターネット販売の生命保険会社として、働く若い世代を支える

ー御社の事業と、事業への想いを教えてください

当社は、戦後初の独立系生命保険会社(保険会社の資本を入れずに、ゼロから立ち上げた生命保険会社)として、2008年にスタートしました。「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」をコンセプトとしてサービスを提供しています。

「時代が求める届け方で、必要な保障をお客様に届けたい」という想いから、実店舗ではなくインターネット販売という営業方法をとっており、若い世代、特に働く子育て世代の方々の生活に寄り添う生命保険会社でありたいと思っています。

ー女性に特化した商品も取り扱っているんですよね?

はい。一般的な病気に対する保障に加え、女性特有の病気やがんにかかった場合には給付金がプラスαで支払われるという仕組みになっているものがあります。女性のお客様には、一般的な医療保険と女性向け医療保険と両方をご提案させていただくのですが、女性向けを選ばれる方が圧倒的に多いですね。

インターネット販売ですので、店舗型営業の同業他社と比べ、対面してお客様と関わる機会が少ないからこそ、サービスを介した”誠実さ”というものを意識しています。

お客様も従業員も幸せにしたいという想い

ー御社の女性活躍について教えてください

設立した当初から、ダイバーシティを意識する文化を持って今までやってきているので、女性も男性も平等に活躍できる環境であると言えます。

お客様のご契約や保険金・給付金のお支払いに関する事務企画を担っている部門があるのですが、そこの部長は女性です。彼女は設立当初から在籍していて、元々法務部門にいた者なので、法的なルールもしっかりと理解した上で、業務の効率化やお客様の利便性の向上などを図っています。

例えば、子育て中の共働き世代が、なるべく少ない手間でご加入いただけるように、ご加入時に必要な本人確認書類をパソコンやスマホから画像で提出できるような仕組みを作りました。さらに、加入者が入院された際に、今まで医師の診断書の提出が必要だった給付金の請求手続きを、医療機関で発行される診療明細書の画像をアップロードすることでご請求いただけるようにするなど、お客さまにとって簡単で便利なサービスを実現する部門をリードしています。

ー女性活躍支援や制度などはあるのでしょうか

創業者の想いを「マニフェスト」としてまとめてあり、どういう会社にしていきたいのかということが書かれているのですが、そこに「子育てを重視する会社にしていく」という1文があります。それはお客様に対してはもちろん、従業員に対してのメッセージでもあります。

子育て世代の支援は難しい部分もあり、子どもがいる人だけが使える特別な制度を会社が準備してしまうと、子どもがいない人とのバランスが難しくなってしまい、結局、対象となっている子どもがいる人たちが制度を利用しにくくなってしまいます。そういう意見は実際に子育てをしている人たちから出されます。

そこで、「急に休みが必要になるのは子育てしている人たちだけではない」ということに着目して、従業員の生活全般に関わる特別有給休暇の制度をつくりました。例えば、家族の介護や病気で休む必要がある人も、結婚や不幸の時の慶弔休暇のように利用できる設計にしています。

その制度の1つである『ナイチンゲール休暇』という看護休暇制度は、本人、家族や親友、あるいは結婚していないパートナーなど、「人生の中で大事にしたい人が病気になった時、年に3日間の休暇を取ることができる」という施策を導入しました。

このように、子育て世代も大事にしているけど、対象者だけを優遇して貸し借りができるようなものではなく、みんなが幸せになれるような道を考えていこう、ということを大切にしています。

たくさんの選択肢があることを信じて、求めることを諦めないで

ー働く女性たちへのメッセージをお願いします

現代の女性には選択肢がたくさんあると思います。仕事以外のことでも、なにか1つしか選べないってことはないですよね。仕事が心底好きな人だとしても、仕事以外を全て捨てることはないですし、結婚・出産が仕事を諦めることには直結しないという世の中になってきたと、私自身も感じています。

仕事だけ、家庭だけという選択をしなくても、働ける風土や制度も徐々に確立されていくと思うので、求めることを諦めないでほしいなと思います。求めて行動していけば、きっと社会が追いついてきますから。