貢献主義が女性活躍のカギ

株式会社サーバーワークス 代表取締役  大石良さん

株式会社サーバーワークスは、AWS(Amazon Web Services)に特化したインテグレーション事業とサービスの提供を行っているクラウドインテグレーターです。お客様のAWS導入を成功に導くソリューションを提供しています。

そんな株式会社サーバーワークスの代表取締役である大石さんに事業内容や女性の働きかたについてお話を伺いました。

ITで無駄を省き、社会全体の効率を改善する

ー事業内容と事業への想いを教えてください

Amazon Web ServicesというAmazon.comが提供しているクラウドコンピューティングサービスの導入から運用までのサポートを行っています。特に中長期的にクラウドを活用してお客様の成果につなげていただくことを重視しているため、24時間365日で人手によるサポートも行っていることが特徴ですね。弊社は2009年からAWS専業会社として圧倒的な実績とノウハウを積み上げており、2017年5月時点で500社を超える企業のお客様に弊社経由でAWSをご利用頂いています。クライアントが利用している時間帯などに合わせて稼働するシステムを組んで、ニーズに応えるサポート体制を心がけています。

世界中のコンピューターシステムは、色々な会社さんが同じようなシステムを別々の場所に作っていて、電気や設備に無駄があるのが現状です。これを大きな会社1つに任せることで社会全体が効率化され、さらにITの力を使って色々な無駄を省くことで、社会全体の効率が良くなってハッピーになってくれればいいなという想いを、創業当初からずっと持ち続けています。

ー今後の展望はどうお考えですか

弊社は「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく。」というビジョンを掲げています。
我々のクラウドを活用していくアイディアをもっともっと広げていきたいというのが今後の目標です。これによって、今まで無駄にしていた時間や手間などいろんなものを省いて世の中をもっとスピーディーにできると考えています。この目標を10年以内に実現して、もっとはたらきやすい会社を作るお手伝いをして行こうとしています。

さらに先の大きな夢の話をいえばAIの活用です。そもそもここ数年でAIが大きく発展しているのは、世界的なサーバーのクラウド化への移行が背景としてあります。これにより、従来の大学や研究機関でできなかったような大量の情報処理が可能になり、AIの研究が一気に進んだのです。このように、クラウドサービスとAIは切っても切れない関係なので、AIの技術を弊社のクラウドサービスにも上手く活用して、豊かな世界を作っていきたいと考えています。

鍵は“貢献主義”

ー女性社員の働きについてどう考えていますか

弊社には13の部署(チーム)があり、そのうちの6部署は女性がマネージャーです。これは女性の活躍の場を増やしたというよりも、チームへの貢献度を基準にしています。一般的には男性よりも女性の方がチームへの協調性や親和性は高い傾向にあると思っており、単なる業績だけではなくそういった「チームへの貢献度合い」を評価されて活躍している人が多いですね。例えばある社員は産休期間で働けない間、会社のブログを介して弊社で産休を取ることのメリットや、自分自身の感じたことを書いてくれたんです。これって彼女ができる最大の貢献だと思うんですよ。

稼ぎではなくどれだけ組織に貢献したかという視点で見て、男女フェアな関係でいたいと思っています。その証拠に私は社内外で「女性活用」という言葉を使ったことがありません。貢献を大事にしていますし、私自身も社長という立場として貢献できることを探して働いているので、働きやすい雰囲気というか、フェアな環境が出来上がっているとは思いますね。

自分らしい貢献が社会を支える

ー働く女性へ向けたメッセージをお願いします

「女性だから、男性だから」という考え方自体が古いと思っています。社会や組織への貢献は、決して業務の量や挙げた実績の数だけで測られるものではなく、個々人のできる範囲で、その人らしい貢献というものがあり、そこに性別は関係ありません。自分らしい貢献とは何か、そういった考えを大事にしながらお仕事をしてもらえたらと思います。

在宅勤務やWEB会議など、テクノロジーが解決できることはたくさんあります。物理的な距離があっても、活躍して組織に貢献することはできますので、自分にできることを探し続け、チャレンジしていってほしいです。