制度ありきではなく、人ありきの制度を

株式会社ファクトリージャパングループ 代表取締役社長  小牧めぐみさん

ファクトリージャパングループは国内外に290店舗以上の整体サロン『カラダファクトリー』を運営しています。整体の技術力を活かしたアスリートのサポート、女子ラグビーチームの運営を手掛けるとともに海外事業にも着手し、現在は台湾やタイをはじめ、順調に店舗を拡大しています。技術力と人財力を武器に、健康予防と意識改革を世界に広げている企業です。

そんな株式会社ファクトリージャパングループの事業内容や女性活躍について代表取締役社長の小牧さんにお話を伺いました。

健康の促進と予防に対する意識改革を世界に広げる

ー事業内容を教えてください

創業以来、整体サロン『KA・RA・DA factory』を中心に店舗展開し、現在では国内・海外で約290店舗のサロンを運営しています。高い技術力とホスピタリティで、お客様の健康をサポートしています。従業員の教育には特に力を入れてきました。教育ノウハウを活かして子会社では整体師やヨガインストラクターの学校も運営しています。ヨガについてはハワイ校も運営しており、特に女性に人気です。

ー事業に込める想いを聞かせてください

「健康意識の改革」を合言葉として、お客様の期待を超える感動体験を提供し続けることが私たちのミッションです。健康寿命を伸ばしたい、年を重ねても心も体も元気で人生を楽しみたいという方が増えていますよね。高齢化社会を背景に、世の中全体の健康への意識が高まっていることを感じます。

お客様のニーズはさまざまで、ご要望に合ったサービスを提供することを大切にしています。そのために、人材教育を重視しています。一方的なコミュニケーションではなく、お客様に寄り添って答えを見つけ、一緒に健康を作っていくという姿勢です。

サロンには、様々なお悩みの方が来られます。もちろん、「今日楽にしてさしあげたい」というのは大前提ですが、一時的な解決では意味がありません。明日(未来)に繋がっていく体作りになるべきだと思っているんです。お客様とのコミュニケーションを大切にして、今日施術を受けてすごく楽になった体が、未来の体になる、というメッセ―ジを込めて「明日のKA・RA・DAを創る」というスローガンを掲げ、施術内容をブラッシュアップしています。

活躍してほしい社員がいたからこそ制度を作ってきた

ー制度について教えてください

色々な制度を作ってきましたが、育児休暇や時短社員は実際に運用されないと意味がありません。私自身、男女の区別なく会社経営をしてきましたが、女性が結婚して子供ができるのは自然な流れだと考えています。この自然な流れの中で必要とされていたから制度ができました。制度ありきで動いてきたのではなく、そこに活躍してほしい社員がいたから制度を作ってきたというのが実情ですね。今後必要であれば保育園を作ることもしたいと思っていますし、本社に子供を預けられる場所も必要だと感じています。

ー御社の女性の働きはいかがですか

当社で働く女性社員は積極的に意見や提案をしてくれています。しかもお客様視点になり遠慮なく厳しい意見を言ってくれるんですよ。お客様は辛さを抱えてサロンにいらっしゃいますので、最大限のおもてなしで少しでも癒して差し上げるのが、私たちの仕事です。そういう意味でも、当社の女性社員はもう1歩2歩上を行く仕事をしてくれているのは私の誇りですね。

自分の仕事に誇りを持って進んでほしい

ーキャリア女性へのメッセージをお願いします

今携わっている仕事が人生の一部であるということに誇りを持ってほしいなと思います。やりやすい環境づくりは福利厚生や人事によって、どんな会社でも時代のニーズに合わせて常にブラッシュアップされていくと思うんです。でも、存在意義そのものは福祉厚生などにはありませんよね。だから、やりがいある職場で、本人がやりがいと感じられる仕事をすることが大切だと思います。