能力と知見ある個人の経験と見極めが会社を動かす

株式会社Sound-F 代表取締役社長  土屋清美さん

金融のビジネスモデルが複雑化・流動化している現代で、金融機関を相手にコンサルティングなどの幅広いソリューションを提案している株式会社Sound-F。テクノロジーと専門知識を駆使し、少数精鋭ならではの機動力によって、確かな信頼と立場を獲得しています。

そんな株式会社Sound-Fの金融業界における事業について、また女性社員や若手が活躍するにはどうすればよいかなどについて、代表取締役社長土屋さんにお聞きしました。

複雑な金融業界に迅速に対応する知識とテクノロジー

ー事業内容を教えてください

新しい顧客の動きやデバイスが広まっていく中で、金融のあり方が問われる時代です。我々の会社Sound-Fはその中で、どんなサービスや仕組みをどのように提供するかということについて金融機関を相手にコンサルティングから入らせていただいて、一部プロダクトを作るところも含めてお手伝いをしています。

ー御社の強みとはなんですか

まず金融って、商品や法律を含めていろいろ難しいんです。外から来てすぐ金融が理解できることはないですね。我々にはその金融の知識がありますし、新しいテクノロジーを使って色々なことを形にするエンジニアがいます。その2つの軸がうまくかみ合ってスピード感を持って色々なモノづくりやソリューションなどを考えていったり、作り出すというところが強みですね。

複雑な金融に関する法の専門的知識を携えて、状況に合わせて迅速にお客様に提案することは楽しいですし、テクノロジーがあれば小さいベンチャーでも革命的なイノベーションを起こせることを実感しています。金融機関の方には、「こういうことをやるんだったらSound-Fに頼んでみてもよさそうだ」とおっしゃっていただけるようになり、知名度はニッチな世界の中でも出てきました。今後は、それほど規模を拡大することもなく、我々ならではの光るものを磨いていきたいですね。そこでずっと勝負をしていきたいなという風に思っています。

能力ある個人を見極めて仲間に

ー女性社員の現状について教えてください

社内で5人ほどの女性が働いています。ただ、私にはあまり「女性・男性」と区別して登用をしたいというのがないので、良い方であれば女性であっても男性であっても採りたいなと思っています。うちみたいな小さい会社は必ずしも女性を強く推す必要はないですし、あえてそれを考えず、まずは良い人がいれば良いと考えています。

誰でもいいから人を集めればいいという求め方はしていませんし、ある程度のレベルの人を求めています。それは、スキルの幅も含めて人間性や一緒に仲間としてやっていける人を採っていかなければなりませんので、我々なりの価値をちゃんと大切にしながら、適切な成長の規模でやっていきたいという共通の意思につながっていくのではないでしょうか。だから、リクルーティングは無理しないようにしようと思っています。

ただ、若い人と話をしていて、総じて女性の方が元気だなという印象を持っています。男性はすごく大人しい感じがします。その理由はわからないですが、これから若い人を採用していくと自然と女性比率が高まってくんじゃないかなと思いますね。

可能性を狭めないためにもまずは頑張ってみる

ー働く女性へのメッセージをお願いします

若いころはまずは飛び込んだ環境を所与のものとして、ひとまずそこで頑張る。そこでようやく色々と気づいてくることがありますので、いきなり最初から自分の選択肢を狭めるのではなくて、ある程度視野を幅広く持ち、まずはそこで歯を食いしばって頑張りつつも、状況を見極めてください。そうして段々と経験値を積んでいくと、可能性が見えてくると思いますよ。人生は長いのでそんなに焦らずに、そういうのを見極めながら、自己実現の可能性が見えてきたら、それに向かってチャレンジしていくといいんじゃないかな。