世界的に解決策がないからこそ試行錯誤を

Houzz Japan株式会社 代表取締役  加藤愛子さん

Houzzは家や住まい全般に関する情報を集めた世界的なオンラインコミュニティです。様々な住まいの情報ニーズにこたえ、評価を得る中、今やコミュニティは世界に広がっています。

そんなHouzzの代表取締役である加藤さんに仕事の生産性をあげるために必要なことや女性のキャリアについてお聞きしました。

ロールモデルを見ながら自分のキャリアをつくる

ー今までの経緯を教えてください

キャリアのスタートは金融業界だったのですが、仕事に追われる毎日の中でキャリアについて考えるようになり、その次の道を悩みました。ビジネススクールに通った後、コンサルティング会社や事業会社など、様々な企業を見たのですが、結局自分の希望に沿う企業や環境がなかなかなく、それだったら自分でビジネスを作る側に行けばよいのではと、スタートアップという選択肢を取りました。その後、ご縁があり今はHouzzの日本法人代表を務めています。

これまでの経験の中で、常にロールモデルになるような人がいたことが非常に幸せだったと思っています。金融業界にいたときもそうですし、常に指標になるような女性がいたことが、仕事だけでなくプライベートなところでもすごく影響があったと思います。海外では社内でメンター制度などがあってロールモデルを比較的見つけやすいですが、日本の女性の方々もそういうロールモデルをもっと見つけられるようになるといいですね。そして、ロールモデルも一人だけではなく複数いるべきだと思うんです。仕事だったらこの人、プライベートだったらこの人、のようにそれぞれのいいところを参考にすることできれば、個々の理想の生き方みたいなものが見つけやすいんのではないかと思います。自分の中でその割合をどうつくっていくかっていうのがなかなか難しいですが、必要な情報をそれぞれうまく引き出せると良いですよね。

ー事業について教えてください

Houzzは住む人と住まいの専門家をつなげるコミュニティのプラットフォームです。特にユーザーの方にやってもらいたいことが、自分らしい住まいを発見してもらうことです。自分らしい住まいを知ることができれば、私たちはそれをITの技術を使ってサポートさせていただいています。

限られた条件の中で試行錯誤をして最適解を見つけたい

ー女性が働くという観点で御社の現状をお伺いできますか

弊社には20代から上は50代まで幅広い年代のメンバーが在籍していて、ライフステージについても様々なフェーズの人がいます。の中には男性で子供がいる人もいます。、今後は益々性別に関わらずプライベートとキャリアをどう両立できるかが問われいくと思うので、組織としてもよいかたちで環境づくりをしていく必要性を感じます。

ー女性の働き方が変わる中で何が重要だと考えていますか

限られた時間の中でいかに生産性を上げられるかということですね。今やっていることを上手く効率的にできるようになっていけば、実はもう少し勤務時間を短くして、家庭と両立するなど、色々な答えが見えてくると考えています。

絶対の解ではなく、皆の協力を得て納得できる解を探してほしい

ー働く女性にメッセージをお願いします

100%完璧にできる仕事はないと思うんです。そして、ライフステージによっては常に100%の時間を仕事に使うことも難しいと思います。ただ、100%に到達していないからと言って、完全に仕事をすることを諦めて、それを「ゼロ」にしてしまうことだけはしていただきたくないと思います。「できない」と思わないで、「できる」にするには何が必要か、今「ない」仕事や環境を「つくる」ことも大事になってくると思いますし、勇気をもって挑戦していただきたいです。今後は、それができるようにもなっていくと思います。。皆さんにはまわりの人たちを上手く巻き込み、自分のライフステージにおいてよい仕事の仕方を見つけていただきたいと思います。私も常に模索していますので、一緒に頑張りましょう。