スキルよりも想いが大切

デジタルアーツ株式会社 人事部 部長  原田次朗さん

デジタルアーツ株式会社は、インターネット社会の不安を取り除くソリューションの創出を目指し、インターネットアクセスに伴う危険を未然に防止する「Webフィルタリング」および「電子メールフィルタリング」を中心とする情報セキュリティ事業を、企業・公共(官公庁・学校)・家庭向け市場に対して展開をしています。

そんなデジタルアーツ株式会社の人事部部長である原田さんに事業内容や女性の活躍についてお話を伺いました。

国内初のフィルタリングメーカーとして世界を目指す

ー事業内容を教えてください

創業当時は学校向けに子供達のPC教室で有害サイトをブロックするウェブフィルタリングのソフトウェアの開発・販売から始め、初の国産ウェブフィルタリングメーカーとして導入実績を増やしてまいりました。その後、企業・官公庁向けに展開するようになり、メールのフィルタリングソフトの提供を始めました。元々、学校向けに販売していたので、公共、自治体などとの親和性が高いのですが、最近ではサイバー攻撃や標的型攻撃が社会問題になってきていることもあり、ウェブ・メール・ファイルのセキュリティソフトとして製品開発や機能強化を行い、を展開しています。

ー今後の課題は何ですか

これまでは国内で導入実績をいかに獲得することができるかが大きな課題でしたが、これからは、海外でも必要とされる企業として成長し、事業展開することを目指しています。そのために現在、海外子会社も北米・シンガポール・欧州に設立し、販売を始めています。さらにグローバル展開をするため、いかに海外で製品が売れるか、どういった発想ができるか、開発できる社員を社内でどう育成していくか、といったところが今後の課題です。

スキルよりも想い

ー女性比率と管理職への女性登用について教えてください

社内比率でいうと、全体の4分の1が女性で、女性の平均年齢は32.3歳です。開発・エンジニアに関しては女性が少なく9%ですが、営業部は35%、管理部門でいうと半分が女性となっており、比較的女性が多く活躍している企業かなと思います。

管理職に関しては、去年の11月に入社した女性が今年の1月から課長を務めているなど、優秀な人材にはどんどんチャンスを与えています。在任年数に関わらず、必要な部分で必要な人材に対して、適したポジションに就いてもらっています。

ー女性へ向けたメッセージをお願いします

女性から聞く機会が多く感じることの一つに、スキルとか資格とか、能力を溜めていくことばかりを優先している人が多いことがあります。仕事は、ビジョンなどのやりたいことありきで考えて、それをどうアウトプットしていくか、という方向で考えると良いほう進むのではないかと思います。

採用活動をしている中でも、その部分に自信がない方が多いと感じていて、自分の幅を自ら狭めていってしまっていると思うんです。やりたいことをするために必要なスキルや能力はどちらにしても必要な時についてくるものだと思うので、スキルアップなどといったものに踊らされないで、やりたいことに対して素直に進んでいってほしいですね。

仕事は「ライバルに勝つためにはスキルで勝らなければいけない」というような勝ち負けではないですし、スキルよりも想いややりたいことを大切にしてもらえるといいですね。