自分に適する場所を見つけて働く

株式会社マーケティングアプリケーションズ 代表取締役  萩野郁夫さん

「エンジニアリング」を強みとし、マーケティングリサーチ業界のIT化を支援している株式会社マーケティングアプリケーションズ。同社は国内で培ったノウハウを生かし、アジアを主軸にグローバルにも展開しています。

そんな株式会社マーケティングアプリケーションズの代表取締役萩野さんに、事業への想い、働く女性へのメッセージを聞きました

グローバル展開とイノベーションを武器に生き残る

ー事業について教えてください

我々はエンジニアリングを通じてマーケティングリサーチ業界を支援する会社です。企業がマーケティング戦略をたてるうえで、その指針となる生活者のニーズを収集、分析するのがマーケティングリサーチです。

今日では小売/流通の競争も激化しており、いかに情報を瞬時に集めて、戦略に生かすかという時代に移っていて、我々はそのお手伝いをしています。人が紙とペンを使っていた古いやり方をITの力で自動化するのが、我々の仕事です。

ー今後の展開について教えてください

日本という市場が成熟傾向にあり、その中で次のより大きな成長をどう作っていくかが今後の大きな課題です。世界の人口の半分を占め、今後の成長性も高く、日本と文化的、距離的にも近いアジアを次の成長の起点にしていこうと考え、海外進出も進めています。

また変化に慎重な日本の企業も労働人口が大きく減少する中で、従来のやり方をITを活用しながら大きく変革していかざるを得ず、その変化が大きなチャンスになると思っています。

適材適所で個々にしっかり対応

ー御社における女性の活躍について教えてください

当社の女性社員が必ずしも一般的といえるかはわかりませんが、結果としてすごく活躍してもらっています。日本国内の女性社員は全体の25%ですが、これは弊社のエンジニア比率の高さに起因しています。女性エンジニアの数自体がまだ少ないのが現状ですね。フィリピン支社は95%が女性社員で、韓国は100%、中国は50%が女性です。

特に女性が集中しているポジションというのはなく、営業、ディレクター、エンジニアなどあらゆる職種で、また役員、事業部長、主任研究員などあらゆる役職で活躍しています。それ以外にも例えば人事の女性社員は、きめ細やかに、全体をしっかりとカバーして、愛着を持ってやっているので、彼女たちには非常に助けられています。
ただ、これは女性だからという事ではなく、あくまで男女関係なく仕事に対する意欲が高く、成果を高く上げている社員を抜擢したり、社員の特性に応じて適材適所にした結果です。

ー女性のライフステージごとの支援をどのように考えていますか

当たり前に対応するだけです。数ある企業の中から当社を選んでくれ、当社に愛着を持ってくれている社員にはできるだけ長く働いてほしいと思っています。女性は特に結婚、出産、育児など仕事と家庭のバランスが変わる時期が多く出てきます。長い人生の中で、ある時期は育児を通じて子供と今しかない大切な時間を過ごし、育児がひと段落ついたら職場でその経験を活かす、そうできるよう在宅勤務など会社としてできる事は最大限取り組んでいます。ちょうど、この春にも産休を取っていた女性社員2名が職場復帰したところです。

女性の強みを生かして適材適所へ

ー働く女性へメッセージをお願いします

活躍している女性は、自分の得意なポジションやオンリーワンな役割を持っている場合が多く、適材適所だなぁと感じています。つまり、自分の強みを最大限活かせばよいのではないでしょうか。

もちろん会社によって様々だとは思いますが、男性だから女性だからというのではなく、自分の強みや個性をしっかり理解して、自分の置かれた場所で花を咲かせるよう一瞬一瞬を大事に過ごしていく事が大切だと思います。