小さいことから自分で考え、行動する

フォルシア株式会社 代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)  屋代浩子さん

検索エンジンサービスによって必要な情報を的確に提供しているフォルシア株式会社。日々成長を続ける情報技術をリードし、ニーズに応え続けるプロフェッショナル集団です。

そんなフォルシア株式会社のCEOである屋代さんに、事業へ想い、働き方について聞きました。

情報を正しく得られる手助けをしたい

ー事業について教えてください

当社のビジネスは検索エンジンの開発です。前職の金融業界では、マーケットの情報など、世の中の動きが全部数字で出てくるので、それを読み取ってアクションすることがごく当たり前でした。起業当時は社会にはまだデータを利用した市場メイキングがされていなくて、これからそういう時代になっていくだろうという想定の元、それをビジネスにできないかと考えていました。金融だけでなく実社会に情報技術を応用して、みんなが正しい判断ができるようなサポートをしたいというのが願いでした。

例えば、モノを買う時の根拠になる情報って、色々な軸での色々な情報が欲しいですよね。“今売れてるもの”っていう軸だけじゃなくて、そのほかに軸が色々必要になってきます。評価のための数字自体はあって、その数字を探せるようにすることと、世の中にある色々な軸をみんなに見つけやすくすることが我々の目標です。

ー今後の展開について教えてください

検索とはいっても情報を探すことは今や壮大なビジネスになっています。ビックデータの活用という時代になっている一方、AIなどの開発が日々進み、追いつかれているのが現状です。

今後に関する絶対的な数値目標はなくて、今いる人がどうやって日々自己実現して幸せにかつ安定的に活躍していけるかを大切にしています。当社はもっと日本の若者を元気にしたいというのがベースにあって、日本の若者が夢をもって働くことができる職場を作りたいんです。なので、新卒を採って育てるということから始めて、育てながらどうやって幸せに発展してくか、社員もお客様も幸せにして、儲けることができるにはどうしたらいいのだろうということを追求しながら今後も運営していきたいですね。

自己モチベートをどう確立するか

ー今の若者を教育している中で気づいたことはありますか

こちらからインセンティブを与えて頑張ってもらうことは簡単です。そうではなくて、自発的に自己モチベートしていくことが重要だと思うのですが、今の若い人は「与えられることに慣れている印象」ですね。本当に多くの情報に囲まれて生きているので、そこから何かを見つけて言うことは簡単にはできるんですが、身になっている知識というものがあまりないように思えます。そうではなくて、自分で地道に試行錯誤を経て、その経験から自分について考えられるようになってほしいです。

ー女性の働き方には違いはないということでしょうか

経営者の視点でいうと男性の経営者は「世界へ打って出るぞ」という思想を持っていらっしゃる方は多いですし、そういう会社も多いと思います。女性の経営者は一方で母親的発想で、自分が生きてきた証として社員や関わった人が幸せになればいいなと考えている方は多いですし、数値的な大きさは主眼にはならないですね。ただ現場、とりわけ新卒の人たちにこういった男女による差はないように思います。

目先のことからわらしべ長者のようにコツコツと

ー女性も含めて働く若い人へメッセージをお願いします

やっつけ仕事をしないで、目先のことを一生懸命やることですね。物には必ず理由があるので、まずは嫌がらず、頼まれた仕事を期待を上回るように働く。それを繰り返すとすごく成長しますよ。すべての細かい仕事は会社の中枢につながっているので、それを想像しながら期待を超える仕事を繰り返すと、優秀な人材として会社が手放さなくなり、結果として舞い込む仕事が増え、偉くなっていくと思うんですよ。常に考え、高みを目指すベタな努力をし続けてほしいですね。